Maze.No9のストーリーについてあれそれ
みなさんこんにちは。
6日まで東京ですごし(ツアー)8日からまた東京(出張)に行き「東京に住んだほうがいいでは?」となっています、きりあと申します。
来る5月3日、「MazeNo.9」が始まりましたね。
ツアーが始まる前から明かされていたツアーを通して行われる「ストーリー」の存在。
一体どんなツアーになるのだろう?そんな風に胸を躍らせながらサンパール荒川に足を運んだイルミィさんも多いはずです。
そして実際、ストーリーを見て思った一言
「考察しがいしかないな!!!!」
いや、本当にそう思いませんか?
公演ごとに繰り返されるパラレルワールド。
少しずつリンクする物語。
歌とストーリーの融合。
え〜〜〜サン○ラみたい〜〜〜〜
Ne○nコン思い出す〜〜〜〜〜〜
なんて思った方もいらっしゃるのでは!?!?!
どうしよう!?文字化けしたLINEメッセージが送られてきたら!?
なんて私は思いました(Yesローラン)
【お知らせ】
今回の記事は考察というより、ストーリーの行間を読み続けていくしょうもないものとなっております。
さてさて、現時点で初演が行われたメンバーは以下の通り
- にーちゃんさん
- 白服さん
- 野崎弁当さん
- フォーゲルさん
- あおいさん
すべての物語が少しずつ繋がっていましたね。
ツアーのストーリーは「迷い込む人(主役)」「助けに行く人」の2人がメインとなって進んでいきます。
しかもこの「助けに行く人」は「自分自身ではないナニカ」になって助けに行くという驚き設定。
ツアーのTシャツに描かれていた謎のデザインは変身するものにリンクしていたようですね。
上記に上げた5人を助けに行ったのは
- にーちゃんさんをとみたけさん(英語辞書)が
- 白服さんをフォーゲルさん(犬)が
- 野崎弁当さんを二番煎じさん(お守り)が
- フォーゲルさんを気まぐれプリンスさん(切れかけの電球)が
- あおいさんをノックソさん(セキセイインコ)が
ストーリーの流れとしては
- 巨大迷路MazeNo.9に迷い込んだMesemoa.9人
- にーちゃんさんが一度いなくなってしまうが信じて進んでいたらまた会えた
- メンバーの1人(主役)が別の扉を開けてしまった(=パラレルワールドに迷い込みはぐれてしまった)
- 妖精さんが現れてはぐれた1人を助けにいくルールを教えてくれる
- はぐれてしまったメンバーはMesemoa.の記憶を失っている
- 1人しか助けに行けない
- 無理やり連れ出してはならない
- 素性を明かしてははならない
- 助けに行くメンバーは姿を変えて行かなければならない
※多少、言葉にブレがあるかもしれませんがニュアンスはあっているはず
- 妖精さんが助けに行く人に紙飛行機を渡し、紙飛行機に「変身するもの」が書かれている
- 「ON」の合唱
<前半終了>
- 主役のメンバーがパラレルワールドで何者として生きているかの描写
- 助けに行くメンバーが「助けに行く」姿で登場
- メンバー毎のストーリーが進行
- ストーリーに即した歌が流れる(メインで歌うのはストーリーの2人、外野はサビやコーラスで参加)
- 元の世界に戻る流れになるが扉が見えない
- こちら側の「戻ってきて欲しい」気持ちが足りないと扉が見えない
- メンバーカラーのメッセージカードにメッセージを書いてほしいという依頼、期限は12月24日(ツアーラスト)
- 「これって『Message More』!?」
という感じ。ボリュームたっぷりですね。
さてさて、気になる点が数点
・どうして最初に、にーちゃんさんがはぐれた時は妖精さんが現れず誰かが助けに行かなかったのか?
・おそらくにーちゃんさんが一旦はぐれる描写は活動休止を現れしているが、だとしたら「10人のむすめん。めせもあ。」はどこにいった?
・ストーリーは公演ごとに1人のメンバーがいなくなるが、12月24日にどう回収するのか?
・にーちゃんさんのストーリーだけ雨が降ってないのはなぜ?
・ストーリーに時間軸が二つある?
ひとつずつ(勝手に)掘り下げていきます。
〜以下よりほぼ妄想100%でお送りします〜
■最初ににーちゃんさんがはぐれた時について
一番最初にして個人的一番の疑問。
「途中にーちゃんとはぐれてしまった」
「けれど、信じて進み続けていたら」
「また会えた」
この前例があるのに、どうして2度目にメンバーがはぐれてしまった時はあんなに慌てていたのだろう?
また「きっと会える、信じて進もう」とはならなかったのか?
そもそも、どうして妖精さんは(メンバーがいなくなる)2度目のタイミングに現れたのだろう?
これは、次の議題(?)と絡んでしまうのですがちょっとだけ怖い妄想。
最初に、にーちゃんさんがはぐれた時も妖精さんは現れていたのかもしれない。
そして「誰か」が助けに行ったのかもしれない。
その誰かって?今、ステージ上でその配役が可能なのはぜあらる。さんだなと思うわけです。
にーちゃんさんがはぐれる
↓
ぜあらる。さんが助けに行く
↓
助けた上で、ぜあらる。さんがにーちゃんにくぐらせたドアは
「Mesemoa.は9人、そしてぜあらる。さんは社長」というパラレルワールドにつながっていた。
そもそも、MazeNo.9で描かれている世界自体が「パラレルワールドだった」なんて考えるとなんとなく整合性があるような、ないような……。
助けに行ったぜあらる。さんはMazeNo.9の管理人として9人を見守りながら試練を与えていく……?
■「10人」はどこにいった?
ストーリー中、アドリブなのかセリフなのかはわかりませんが、天の声に対してメンバーが「社長」というシーンがあります。
ということはつまり、私たちが考えている世界なら「むすめん。はもともと10人で、ぜあらる。さんは卒業し、その後株式会社DDを設立」していると想定できるわけです。
じゃあ、どうして社長が「誰も踏破していない巨大迷路MazeNo.9の天の声」を務めているのでしょうか?
もしかしてこの迷路は、迷い込みゴールにたどり着けなかった人が新しい天の声になるのかも……「世にも奇妙な物語」によくある仕掛けみたいですね笑
そもそも「9人」はなんで迷路に迷い込んだんでしょうか?
迷路に迷い込んだのではなく、迷路に迷い込まされたとすると……黒幕は社長!?なんてのも面白い気がします。
そもそもこの迷路はなんのために作られたんでしょうかね。
株式会社DDのアイドル研修なのかもしれないと思うと……さすがに過酷すぎるか笑
最後に明かされることを祈ります。
■12月24日にどう終わる?
メンバーカラーのメッセージを集め、コチラ側の思いが集まるとメンバーは元の世界(ストーリー上 の)に戻ってくるという設定です。
しかし、ストーリーの関係上「いなくなったメンバー」も別の公演では「メンバーが戻ってくるのを待つ側」にいます。
すべてのメンバーで「12月24日」を期限としたメッセージを集めているので、全員が「12月24日」に戻ってくるはず。
ということは「1人だけいなくなったパラレルワールド」×9人分+「全員がバラバラになってしまったパラレルワールド」といった10の世界が展開されることになる……?
いやでも、こうなる場合「最後にいなくなったメンバーを助けるメンバー」がいなくなっちゃうんですが。
これに関しては当日を待つしかなさそうです。
■ストーリー中の「雨」
現時点では5人のストーリーが演じられていますが、4つのストーリーで「雨」が降っています。
白服さんは雨宿りをして犬(フォーゲルさん)と出会いますし
野崎さんは雨に降られて(フォーゲルさんの)カフェの軒先を借ります
フォーゲルさんは雨が降るある日、軒先にいた男性(野崎さん)に傘を貸します
あおいさんは友達とカラオケに向かう最中雨に降られます
(演じられてはいませんが、とみたけさんはおそらく雨の中歌うシンガーソングライター?)
この雨が、ストーリーに一貫性をもたせ「彼らの微かなつながり」を生み出してくれていますね。
しかしこの「雨」にーちゃんさんのストーリーには降っていません。
雨は偶発的な出会いを作り出してくれています。
しかし、にーちゃんさんのストーリーで他のメンバーとのつながりは「彼の生徒であった今川という少年の辞書」
そもそも、おかしいですよね。
この段階で、にーちゃんさんが迷い込んだパラレルワールドには「にーちゃんさんしか」迷い込んでいないはず。
生徒がMesemoa.っぽい人だったことに関して特に言及されていないという点も不思議なところ。
(記憶にある限りだと「今川」「富田」「水貴」は生徒として存在してる?)
メンバーとのつながりは偶発的ではなく、すでにあったものになっていますよね。
もしかして、にーちゃんさんがこの世界に迷い込むのは2回目でその「ズレ」として雨が降っていなかった……?
それにしても、2回はぐれてしまったりストーリーの中で唯一「雨」が降っていなかったり……にーちゃんさんがこのツアーにおいて重要人物なのは間違いないのかな〜と勝手に思っています。
結論は出ませんが、雨については注目して見ていきたいですね!
■ストーリーの時間軸
各メンバーによって展開されているストーリーですが、このストーリー「時間軸」が2つあるなと感じました。
便宜上「A時間軸」「B時間軸」と記載します。
<A時間軸>
・にーちゃんのストーリーで出てきた短冊
・その短冊を拾う白服さん
・その白服さんと電話をする誰か
<B時間軸>
・雨が振りカフェで雨宿りする野崎さん
・野崎さんが雨宿りしたカフェの店主フォーゲルさん
・フォーゲルさんのカフェの常連である(多分)ノックソさん
・「昔から英語が苦手で簡単な単語にばかりマーカーを引いていた」と台詞にあったあおいさん(もしかしたらC時間軸かもしれないけど)
・あおいさんがカラオケに向かう途中で歌っていた(多分)とみたけさん
う〜〜ん、書きながら思いましたけどこれC時間軸があったら3人ずつでいい感じになりますね……。
ストーリーで明確につながりを示された3人(野崎さん、フォーゲルさん、ノックソさん)が1つの時間軸で、とみたけさんとあおいさんはまた別の時間軸なのかもしれないのかな?
あおいさんを基準に時間軸を分けたので(明確な過去の提示)こうなっていますが、あおいさんがB時間軸ではなくC時間軸だったら色々と不確定になってしまいます。
今回のストーリーは、1つの箱庭世界のようなものなのかなと解釈をしているのですが
(メンバーが記憶をなくし1つの待ちで、知らず知らずのうちにすれ違いながら生きている世界)
ここに時間という縦の概念が加わると途端に分からなくなりますね!
楽しい〜〜〜。
ちなみに全く流れとは関係ないのですが、箱庭世界にはメンバーが本人として生きているので「そのままの姿」では助けに行けなかったのかな〜と思ってます。
たとえばにーちゃんさんのストーリーの場合、助けに行ったとみたけさんと生徒のとみたけさんが2人になっちゃいますしね。
■おわりに
考察なんてたいそれたものではなく、どちらかというと行間を読むのが好きなオタクの戯言という感じでした。
まだまだ全メンバーの公演があったわけではないので、ふんわりとした感じになってしまいましたが、少しでもツアーのストーリーに興味をもった方は是非ツアーに参加してみてくださいね!!!!!
〜余談〜
まったくツアーの内容とは関係ないのですが、このストーリーの設定を下地に「誰かだけ箱庭世界で記憶を取り戻す」なんていうのも面白そうだなと思うただのオタクでした、